指定校推薦で合格した方にインタビューをしました。
今回は、美作大学 生活科学部に合格した方にお話を伺っています。
先輩の体験談から学べるところはたくさんあると思います。
ぜひ参考にしてください。
1. 推薦入試の形式は何?
指定校推薦
2. 合格した大学と学部はどこ?
美作大学 生活科学部
3. 出身高校の種類と偏差値はどれくらい?
偏差値39の公立高校
4. 学校の評点平均は何点だった?
4.6
5. 受験科目はなんだった?
面接、書類選考
6. 合格体験談
無事合格することができました。
成績を維持するうえで一番大変だったのは、高校二年のころでした。進路に悩んでいて自分が何をするべきなのか考えることができずにいたからです。
そのため、進路はできるだけ早く決めておいたほうが良いと感じました。
私が、指定校推薦を利用しての受験を決めたのは高校2年の夏でした。実は経済面の事情から大学に進学することをあきらめていました。
しかし、高校の先生から特待生制度がある大学を紹介してもらい、進学に向けての一歩を踏み出すことができたのです。
その特待生制度を利用するためには指定の用紙に志望理由と制度を利用する理由を書き、提出する必要がありました。
志望理由には1500文字以上という制約があり、最初はペンが止まってしまい、何を書けばいいのか分かりませんでした。
そこで、私は一度紙に自分のことをまとめました。まず、自分がなぜその大学あるいは学部を志望するのかを書き出してみます。
できれば、「教師になりたいから」などの単純なものよりも、「○○な教師になりたいから、この大学で○○学を学びたい」など具体的に書き出しておくと、後で出てきた考えとつなげやすいと思います。
また、パンフレットからの情報だけではなく、オープンキャンパスで感じたことからも抜き出していくと説得力のある内容になると私は感じました。
つぎに、将来の自分を想像してみました。私の将来の目標は子と親に寄り添うことのできる仕事をすることでした。
そこから、教育と心理を関連付けながら学ぶことのできる環境と家族心理学を学ぶことができることに魅力を感じたことなどをまとめていきます。
この書き出したことをもとに、下書きを完成させて進路担当の先生などの助けもあり、志望理由を書き上げることができました。
その後は面接の対策を始めました。
教頭先生や校長先生が面接の練習をしてくださったので良い緊張感の中で取り組めたように思います。
もちろん、それだけでは不安があったので、面接の質問に答えることができるように自分の経験を言葉で表す練習を繰り返していました。
特に、志望理由や高校で頑張ったこと、大学で学びたいことなどについてはしっかり練習しておくとよいと思います。
練習を積み重ねることで、自分の考えに確信が持てるようになったのがとてもうれしかったです。質問への対策だけでなく、私は姿勢を意識していました。
猫背になると緊張しやすくなり、声も出ずらくなってしまいます。
姿勢の改善にあたって、私は歩き方を見直しました。
すると、自信がつき自然に近い状態で面接の練習にも取り組めることが増え、本番でも自然体で臨むことができたのです。
7. 後輩へのアドバイスは?
面接の中で大切なのはいかに自分の言葉で話すことができるかだと思います。
予想していない質問が投げかけられても焦らずに自分の考えを伝えればきっと大丈夫です。
緊張したときは顔の緊張をほぐすと目の前に集中しやすくなりますよ。
一度試してみてくださいね。皆さんの合格を願っています。