指定校推薦で合格した方にインタビューをしました。
今回は、立教大学 経済学部に合格した方にお話を伺っています。
先輩の体験談から学べるところはたくさんあると思います。
ぜひ参考にしてください。
1. 推薦入試の形式は何?
指定校推薦
2. 合格した大学と学部はどこ?
立教大学 経済学部
3. 出身高校の種類と偏差値はどれくらい?
偏差値61の都内私立高校
4. 学校の評点平均は何点だった?
4.0
5. 受験科目はなんだった?
書類選考、小論文
6. 合格体験談
高校一年生のときは、全く勉強しなかったので、平均評定も2.0や3.4ほどでした。
しかし、2年生になって大学受験についての知識が入ってくるようになると、それが非常に面倒くさいと感じ、嫌になってきたので、その時から定期テストや小テストなどでよい点が取れるように、頑張って勉強しました。
また、素行も評価の範囲内と聞いたので、なるべく教師から目を付けられないようにし、放課後には職員室に行き、分からないところを質問しに行くなど、優秀で真面目な生徒であると思わせるように努めてきました。
もちろん、日ごろから担任の先生に挨拶をしたり、世間話をするなどの勉強以外の面でも、親密な関係になるようにしてきました。
テスト勉強を真面目に取り組んできた結果、3.5~4.1の平均評定を学期ごとに取ってきました。
特に、1~2年生までの定期テストは、ほとんどの生徒が部活や遊びなどで、それほど真面目に勉強に取り組まないため、ちゃんと勉強すれば、比較的簡単に最高評定を得ることができます。
そのため、指定校推薦狙いの人にとっては、その時のテストは狙い目だと思います。また、指定校推薦を狙う場合、1年生の頃から、真面目に勉強に取り組んだほうが絶対良いです。
3年生になって、指定校推薦を狙うことも、もちろん可能ですが、それでもある程度の平均評定をその時までに取っておく必要がある上に、3年生の時のテストは、受験生ということもあり、ほぼ全ての人が毎日、定期テスト関係なく真面目に勉強に取り組んでいるので、最高評定を取ることが難しくなります。
指定校推薦先が発表される時は、自分の高校では夏休み直後から、教室や廊下に指定校推薦可能な大学が張り出されました。
大体の枠が1~2人であり、希望校を第三志望まで書くことができたので、第一志望には本命を、第二・第三志望には、それほど行きたいわけでもないが、ネームバリューがある上に倍率も低そうな大学を書きました。
幸いにも、第一志望の大学に推薦されることが決まり、試験も書類選考と小論文だけしかありませんでした。
小論文のテーマは、「何故、立教大学に行きたいのか」であり、800字ほど(400字詰めの原稿用紙2枚ほど)の分量でした。
書いた後は、担任の先生から添削してもらえた上に、直したほうがいい・加筆したほうがいい点も教えてくれたので、小論文と聞いてもあまりナーバスになる必要はありません。
また、書く期間も約1か月ほどあったので、時間的に余裕ではありますが、秋学期のテストと重なることもあるので、早めに手をつけておいたほうが吉です。
7. 後輩へのアドバイスは?
1、2年生の時にあまり成績がよくなくても、3年生の時に必死で良い成績をとれば、マーチレベルの大学の指定校推薦を貰う事はできますので、安心しても大丈夫です。
ただ、もし、少しでも指定校推薦を狙う気があるのであれば、間違いなく定期テスト勉強に本気で取り組んだほうがいいです。
もし、指定校推薦をしない結果となっても、それは受験勉強において、非常に役に立つため、決して無駄にはなりません。