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指定校推薦

指定校推薦の校内選考の仕組みやコツを現役教師が徹底解説!

大切な進学先を決める方法の一つである「指定校推薦」。

存在は知っていても、「何を基準に決めるのか」「どんな活動をしたら選ばれやすいのか」など、疑問を持っている方も多いと思います。

こちらのページでは、指定校推薦の仕組み・選考基準・選ばれやすくなるためのポイントなどについて、現役高校教師が徹底的に解説します。

指定校推薦を検討している方はぜひご一読ください。

指定校推薦の校内選考の仕組みは?

指定校推薦とは、大学や専門学校側から、高校へ「今年度はそちらの生徒さんを〇名受け付けますので、高校側から推薦できるような生徒さんがいたら紹介してください」という制度です。

大学や専門学校の側から申し入れで決まるので、年度によって人数が異なります。

前年度3人の枠があったからといって、今年も同じ人数だとは言えないところが注意すべき点です。

指定校の枠そのものがなくなったり、新たに設けられたりもしますので、早めに担任や進路担当の先生に問い合わせましょう。

大学や専門学校にもよりますが、5~6月には指定校推薦の人数が決定していることがほとんどです。

指定校推薦が人気なのは、「推薦を受けることが決まればほぼ合格間違いなし」であるからです。

一般に指定校推薦を受けたのに落ちるというのは、よほどのことがない限りありません。

ですが、「面接で圧力をかけられ、泣き出してしまって不合格」という話も聞かないわけではありませんので、過信は禁物です。

しっかり対策を練り、万全の体制で受験に臨みましょう。

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指定校推薦の校内選考の選考方法は?

高校から生徒とその家庭に向けて、「今年度A大学のB学部に指定校推薦枠がC名あります」などと通知があります。

その後、生徒からの希望を集め、校内でどの生徒を推薦するかの選考が行われます。

選考は校長・教頭・進路担当教員を中心に、教員全員で行います。

 

指定校推薦の校内選考の選考基準は?

まずは「評定平均(学校の成績)が〇以上」という数値が基準になります。

数値は希望する大学や学部によって異なります。

さらに、「欠席日数〇日以下」や、「処罰がないこと」なども基準とされます。

これらの基準を満たしていない場合は指定校推薦を希望することは出来ません。

参考までに、筆者の勤務先の高校では「1年2年とも欠席は年間10日以下、3年次は8月までの欠席が4日以下、遅刻早退は3回で欠席1日とみなす」とされています。

わかりやすい説明のない高校もありますが、欠席しないに越したことはありません。

健康管理も指定校推薦を希望する生徒にとっては大変重要な要素となります。

1年生のうちから意識しておきましょう。

処罰に関しては、万引き、喫煙はもちろん、器物破損、暴力、いじめの加害者になる、許可なくアルバイトをする、などが含まれます。

普通に高校生活を送っていれば問題ないでしょう。

基準を満たし、指定校推薦を希望する生徒を対象に、1年から3年の夏休み前までの評定平均を基準に選考が行われます。

選考方法は高校にもよりますが、筆者の勤務高校では指定されたベネッセや河合塾の模擬試験を受験することが必須で、その成績も選考基準に使われます。

もちろん生徒には通知されています。

また、筆者の勤務高校では人気の高い大学の推薦枠の希望者を対象とした「指定校推薦者選抜試験」が行われます。

他に、英検や漢検、TOEICなどの受験結果、生徒会や部活動での活躍なども加味されます。

とはいえ、一番重視されるのは「学校での成績(評定平均)」です。

評定平均が同程度の生徒が競い合う形になったとき、そのほかの要素が選考を左右します。

 

指定校推薦の校内選考で合格するコツは?

なによりも、1年生の1学期から定期試験で良い成績をとることに尽きます。

そのためには、授業態度・提出物も重要になってきます。

3年生になってから「1年生の時にもっと勉強をしておけばよかった」と後悔する生徒を何人も見てきました。

長くコツコツと努力しつづけてきた生徒こそ、指定校推薦を受けやすいと言えるでしょう。

他にもやれることはやっておくべきでしょう。

例としては、以下のようなものがあります。

・部活動で顕著な成績を上げる(全国大会出場、大きな賞を取る)
・生徒会役員を務める
・ボランティアなどを行う
・資格をとる…英検、漢字検定、TOEIC、数学検定など
・行事に積極的に参加する(文化祭、体育祭の実行委員長などを務める)

 

指定校推薦の校内選考の注意点は?

「担任や進路の先生と仲良くなっておくことが大切」という意見もありますが、そういった必要はありません。

高校側は公正に指定校推薦の選考を行いますので、その点は安心して選考の結果を待ちましょう。

とはいえ、指定校推薦は「校長が責任をもって推薦できる」生徒が選ばれます。

いくら成績が良くても、授業中寝ている、提出物が出せていない、生活態度が悪いといった状態では推薦してもらえない場合も。

過度な悪印象を与えるのはマイナスです。

人気の大学の指定校推薦を希望する場合、ライバルが多いのは当然です。

みんな必死に勉強しているので、成績であまり差がつかないこともあります。

そういった時に結果を左右するのが「そのほかの要素」です。

3年生になると勉強が忙しくて時間に余裕がなくなります。

資格などは取っておいて損はありませんので、早めに行動を起こしましょう。

 

まとめ:しっかりした高校生活を送って指定校推薦枠を手に入れよう

指定校推薦について細かく紹介してきました。

長期間にわたる努力が必要なので「無理だよ…」と感じてしまった人もいるかもしれませんが、一つ一つ小さなことを積み重ねていくだけです。

早いうちから目標を定め、できる努力を続けていきましょう。

 

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