指定校推薦で合格した方にインタビューをしました。
今回は、日本大学 経済学部に合格した方にお話を伺っています。
先輩の体験談から学べるところはたくさんあると思います。
ぜひ参考にしてください。
1. 推薦入試の形式は何?
指定校推薦
2. 合格した大学と学部はどこ?
日本大学 経済学部
3. 出身高校の種類と偏差値はどれくらい?
偏差値58の私立高校
4. 学校の評点平均は何点だった?
4.5
5. 受験科目はなんだった?
書類選考、小論文、面接
6. 合格体験談
指定校推薦で大学に入学するためには、高校3年間での評定平均値がある程度高いことが求められます。
自分の行きたい大学のレベルが上がれば上がるほど、求められる評定平均値は高くなっていきます。ここで一つポイントなのが『大学から高校に求める評定平均値よりも、実際は0,3~0,4高い評定平均値が求められる』ということです。
例えばある大学が求めている評定平均値が3.8だったとしましょう。
この時、評定平均が3.8の人がその大学の指定校推薦の枠を取るというのは難しくなります。
それはなぜか。
理由は2つあります。
1つ目の理由は『指定校推薦の枠は限られている』ということです。多くの場合、指定校推薦の枠は1枠~3枠程度であることが多いです。(これは高校によるため調べることが必須。)
校内選考を経てその限られた枠を勝ち取る必要があります。
もう1つの理由は、『ライバルたちの評定平均値が分からない』ためです。
ここでいうライバルとは同じ高校の3年生で、指定校推薦で自分が入学しようとしている大学に同じように入学しようとしている人たちのことです。
指定校推薦によって大学に入学するためには、高校の先生たちが行う校内選考を通過する必要があります。
この校内選考の際に、一番見られるものそれが評定平均値です。
極端な話、大学から求められている評定平均値が3.8であっても、ライバルたちの評定平均値が4.5である場合、確実にその大学に指定校推薦で入学するためには4.5よりも高い評定平均値が求められることになるのです。
以上の二つの理由から、平均すると『大学から高校に求める評定平均値よりも、実際は0,3~0,4高い評定平均値が求められる』ということになるのです。以上の話から、指定校推薦の枠を勝ち取るためにするべきことは大きく1つ。
とにかく自分の評定平均値を高くすることです。
校内選考を突破し、指定校推薦を受けることができればよほどのことがない限り落ちることはありません。
大学での面接試験や小論文試験があることが大半ですが、その良し悪しによって大学に落ちるということはほとんどありません。
従って指定校推薦で大学に入学するために一番大事になることは『校内選考を突破すること』であり、結果『校内選考を突破するために自分の評定平均値を高めること』になります。
高校の各授業がどのように評価をつけているのかを理解し、各科目評定5を狙うように心がけることが大事です。
また、先生の生徒の好き嫌いが評定、場合によっては指定校推薦の際の校内選考に影響することがあります。なるだけ不祥事を起こさずに、いろんな先生と仲良くなることも場合によってはいい結果を生むことに繋がるかもしれません。
7. 後輩へのアドバイスは?
高校3年間、部活に熱中したり遊んだりするべきだと私は思います。
ですが試験期間だけは、しっかり勉強することが後の自分を助けてくれることになります。
指定校推薦で大学に進学しようと考えている方は、普段からみっちりと勉強する必要はありません。
ただし試験期間だけはしっかり勉強し、テストでいい点が取れるようにしましょう。