公募推薦で落ちた方にインタビューをしました。
今回は、近畿大学 経営学部 経営学科に落ちた方にお話を伺っています。
先輩の失敗から学べることはたくさんあるはずなので、ぜひ参考にしてください。
1. 推薦入試の形式は何?
公募推薦
2. 不合格になった大学、学部、学科は?
近畿大学 経営学部 経営学科
3. 出身高校の種類と偏差値はどれくらい?
偏差値40の私立高校
4. 学校の評点平均は何点だった?
3.0
5. 受験科目はなんだった?
英語、国語
6. 不合格体験談
私は目指す大学よりも10も偏差値が低い高校でしたので、そもそも基礎が全くなっていませんでした。
土台がしっかりしていない状態で新しいものに取り掛かると内容の半分も理解する事が出来ませんでした。
なので、高2から徹底的に基礎を固め英語、国語共に中学校からやり直しました。
そもそも基礎がしっかり出来てなかったから偏差値の低い高校に入学したのですから当然のことでした。
やるときに私が意識したことは中学校の参考書を何回も解いて、復習して9割以上取れるまでやると言うことを実行しました。
努力は報われるとは良く言ったもので、基礎を固めた私の成績はグングン伸びていきました。
中学1年、2年、3年、高1、高2、高3とステップアップしていきました。
高3の頃には土台はしっかり出来てみんなと同じように受験勉強に集中する事が出来ました。
高3から私の高校では進学コースが設けられ大学受験に向けた授業をしてくれました。
ただ、正直にいうと偏差値40の学校はそもそも目標が低く近大ですら目指す人は誰もいませんでした。
こんな環境では近大合格など夢のまた夢だと思い、塾に通い始めました。
塾は個別塾でほとんどの人が近大よりも上、国公立を目指す人などもいました。
僕は最初から近大合格をかかげていたので、それより上は考えていませんでした。
今、思えばもっと上を目指して受験勉強をしていた方が良かったのかもしれません。
担当の先生は阪大に通っている女の先生でして、僕は圧倒されていました。
やはり、高学歴だけあって教え方も上手く仕事が出来る人でこの人の様になりたいと憧れすら抱いてました。
私はその時に公募推薦一本のつもりでは無くて一般入試も視野に入れて受験勉強をしていましたので、英語国語以外の科目も勉強させて頂きました。
そんな中、日本史がどうしても苦手で思うように成績が伸び無くて悩んでいたら公募推薦一本に絞ってみてはどうかと先生に提案してもらいました。
公募推薦までは後二ヶ月くらいしか無かったのですが、僕は思い切って公募推薦に絞ることにしました。
二教科に絞るという事は苦手な教科を克服しなくていいという事だけでは無く二教科に全力を注ぐ事ができるので、これまでとは比べれない程成績が上がっていきました。
偏差値も国語、英語ともに偏差値40から55まで上げる事が出来ました。
この時、正直天狗になっていて近大の過去問も他の人のように何回も解くことをせず一回位しか解きませんでした。
これまで頑張ったから後は自分にご褒美のつもりで勉強漬けの毎日から逃げて遊んだりもしていました。
そして、当日予想以上に近大の倍率が高く受験を失敗してしまいました。
この時マグロの話題などで関大以上に倍率が上がっていたのです。
今覚えば近大より上を目指さない事から偏差値55程度で天狗になってしまった事が原因でした。
7. 落ちた原因は何か?もう一度やり直せるならどのように対策をする?
近大以上を目指さなかった事
もう一度やり直せるなら近大よりも上を目指して受験勉強します。
8. 後輩へのアドバイスは?
もし、いち早く自分の苦手分野に気づけたら思い切って受験方法を変えてみるのもありかと思います。
常に上を目指しチャレンジしていく心が大事だと思います。
僕みたいに近大が自分の限界だと設定してしまうとその近大すら受からないという現実が起こってしまいます。
近大にしかいけないと近大以上も行けるでは選択肢が多い方がいいに決まっています。
私は社会人になってからもこの選択肢の問題にぶつかる事があります。