公募推薦で落ちた方にインタビューをしました。
今回は、滋賀大学 教育学部に落ちた方にお話を伺っています。
先輩の失敗から学べることはたくさんあるはずなので、ぜひ参考にしてください。
1. 推薦入試の形式は何?
公募推薦
2. 不合格になった大学と学部はどこ?
滋賀大学 教育学部
3. 出身高校の種類と偏差値はどれくらい?
偏差値60の公立高校
4. 学校の評点平均は何点だった?
4.0
5. 受験科目はなんだった?
小論文と面接
6. 不合格体験談
私が在籍した高校はその県内でトップの進学校でして、毎年多くの国公立大学合格者を輩出する名門校でした。
その中でも10,11月に実施される各大学の推薦入試も積極的に受験させる高校でもありました。
そのための面接対策や小論文対策などの指導体制もしっかりとしており、推薦入試を受ける受験者にそれぞれ担当の指導教員が付き、面接対策や小論文対策などを指導してくれました。
ほとんどの受験生が当たり前といえば当たり前ですが面接を受けること自体初めての生徒だらけですので、何も対策をしないまま推薦入試を受験しても同格できないとは思います。
私も当然そういったところから始まりました。
9月ごろからス信施入試を受ける受験手続とともに面接指導・小論文指導が始まりました。
まずは面接指導ですが、担当指導教員が私が受験する滋賀大学教育学部の過去問題やこれまでの傾向と対策から判断してくれた小論文問題を使って毎日1枚ずつ提出し添削・指導するという指導をして下さりました。
最初は全く書き方がわからず筆が進みませんでしたし、正直作文と小論文の違いもよくは分からないままでした。
しかし通常の学業や宿題と同時進行で小論文作成というハードなスケジュールでしたが、書いていくうちに次第にどう書けばいいのかわかるようになってきます。
やはり無理してでも書くことだと思います。
そしてそれを第三者に見てもらい、チェックを受け指導してもらうことだと思います。
あと面接対策ですが、指導内容は細かいもので、面接場所に入る際のドアのノックの仕方、入室した後の自己紹介、座り方など様々でした。
今考えれば会社の就職面接対策の内容に近いものだったような気がします。
質問内容は「なぜこの大学の推薦入試を受けようと思ったのかその志望動機は?」「この大学に合格したらどういったことを学びたいか?」など日によって質問内容を変えてきます。
しかも「今の教育問題についてどう思いますか?」と時事問題にも当然切り込んだ質問対策もうけました。
ほぼほぼしどろもどろでしたが何とか踏ん張って指導を受け続けました。
しかし推薦入試当日は思いのほか事前にあれだけいろいろなパターンで質問し答える練習をしたにもかかわらずまったく想定外の質問をその時の面接担当者はしてきました。
というよりも今考えれば「面接と質問ではなく雑談しているときの質問だろう!」と思いたくなるような内容ばかりでした。
とくに私の名前が少々珍しいものでして、その名前の由来や珍しさなどを延々と話はじめおおよそ教育問題とはかけ離れた内容でした。
推薦入試受験後お世話になった指導教員のもとへあいさつに行きその内容を伝えましたが、あまりの内容にびっくりしてましたし怒っていました。
それほどの内容だったのだとわかりました。
しかしそのごセンター試験も無事うまくいき国立大学に進学できたことで少しは報われたと思ってます。
7. 後輩へのアドバイスは?
失敗談と言えるのかどうか私の場合は分かりませんが、正直合格できるできないはなんとも言えませんが、今思えばその当時苦労した面接指導・小論文指導は就職してからの自分にプラスになっていると思ってます。
経験することが一番の収穫です。ぜひ頑張ってください。