公募推薦で落ちた方にインタビューをしました。
今回は、名城大学 理工学部に落ちた方にお話を伺っています。
先輩の失敗から学べることはたくさんあるはずなので、ぜひ参考にしてください。
1. 推薦入試の形式は何?
公募制推薦
2. 不合格になった大学と学部はどこ?
名城大学 理工学部
3. 出身高校の種類と偏差値はどれくらい?
偏差値52の公立高校
4. 学校の評点平均は何点だった?
3.7
5. 受験科目はなんだった?
書類選考、小論文、筆記試験、面接
6. 不合格体験談
私の高校では毎年公募制推薦を利用して名城大学へ進学している先輩方がいたので、私もそれに続いて受験することを決めました。
担任からは過去に合格した先輩方は校内評定が平均3.5程度だったと聞いていたので大丈夫だろうと思いましたが、慢心していると落ちる可能性もあると言われたので試験対策は怠らないようにしました。
まず始めたのは小論文の対策でしたが、これに関しては小論文自体を書いた経験がなかったので国語の先生にアドバイスを頂くことにしました。
幸いなことにその先生は学生時代に公募制の受験経験がある方で大学受験の小論文事情について詳しかったので、出題されやすいテーマや読むと良い参考書を教えて頂くことができました。
参考書を読みつつ出題されやすいテーマの環境問題やテクノロジーの問題、少子高齢化の問題を中心としたテーマの小論文を書いたうえでその国語の先生に何度も添削して頂きました。
計10テーマほどは書きましたが、書けば書くほどうまくなっていくのが感じられたので小論文を書くことはまったく苦ではなかったです。
小論文の勉強と並行しつつ次に対策し始めたのが筆記試験でした。
名城大学では数学、英語、物理の基礎的な問題が出題されることになっていますが、これに関しては情報がなかったので十分な対策ができませんでした。
しかし、過去に受験した先輩方が覚えている範囲で問題などを受験レポートに書き残してくれていたので、それを参考にしながら出題されそうな分野の勉強をしました。
英語は長文問題、数学は黄色チャートの基礎問題、物理は物理のエッセンスの基礎問題を繰り返し勉強しました。
そして受験3か月前には書類の準備を始めました。
書類では自分の経歴や取得資格、志望動機を書く欄がありましたが、書き方は進路担当の方が放課後に指導してくれたのでそれに従って書くだけでした。
そして最後は面接の対策です。
面接は自分の趣味や自己PR、志望動機などを話す模擬面接を学内で行って頂きました。
クラスメイトの前で面接することもあったので緊張しましたが、何度も練習するうちにオドオドせずに話せるようになりました。
受験本番では小論文、筆記試験は対策のおかげかまったく苦にすることなく受験することができましたが、面接官がかなり厳しい方だったのは誤算でした。
特に志望動機はこちらが答えたことに対して常に疑問を投げかけてくるような形だったので途中で答えに行き詰まってしまって時間オーバーしてしまったのは悔いが残ります。
結果は不合格でしたが、面接が足を引っ張ったことは間違いないです。
不合格になったときは自分の力の無さを痛感したと同時に協力してくれた先生方やクラスメイトに対して申し訳ない気持ちになったことを覚えています。
7. 後輩へのアドバイスは?
面接では志望動機をしつこく聞かれる可能性があります。
大学に入りたい理由を面接官に対して理路整然と答えられるように対策しておいて下さい。