公募推薦で落ちた方にインタビューをしました。
今回は、近畿大学 経営学部に落ちた方にお話を伺っています。
先輩の失敗から学べることはたくさんあるはずなので、ぜひ参考にしてください。
1. 推薦入試の形式は何?
公募推薦
2. 不合格になった大学と学部はどこ?
近畿大学 経営学部
3. 出身高校の種類と偏差値はどれくらい?
偏差値45の公立高校
4. 学校の評点平均は何点だった?
4.1
5. 受験科目はなんだった?
個別学力試験、小論文、面接
6. 不合格体験談
近畿大学の公募制推薦入試において行った対策は、オープンキャンパスを訪れた際に試験担当者の方が説明していた通り「過去問を徹底的にやること」でした。
過去問をとにかく夏休みに入ってからは毎日、試験時間同様に時間を測定して丸付けをした後に間違えた問題だけではなく正解した問題も丁寧に見直して理解を深めていきました。
また、小論文については、学校で補習授業があったので先生から小論文の書き方に関するノウハウを教わった後は自分で一から考えて文章を作成したり、難しい言葉を使用する際には漢字の記入ミスなど減点の対象とならないように取り組みました。
小論文を作成するにあたってはとにかく漢字を思い出すことができずに、苦労したので小論文対策と並行して漢検2級を目指して勉強にも取り組みました。
校内選考では、学校内で模擬試験を行ったり面接を行うなど受験希望者が集まって行われました。
校内選考中は、自分の人生がかかっている選考になるのでお互いに知り合いでもピリピリとした空気が漂っており、今までに感じたことのない緊張感がありました。
無事に公募制推薦を受験することが決まってからは、絶対に合格したかったので1日12時間ほど勉強に費やして毎日過去問と参考書や英語が苦手だったのでターゲット1900を片手に英単語の暗記にも取り組みました。
とにかく英語が苦手で長文が出た際には意味を理解するのがとても難しく、知らない単語が1つでもあれば文章の内容が頭に入ってこないようなレベルだったので、公募制推薦に合格できるか否かは全ては英語にかかっているといった状態でした。
しかし、ターゲット1900を丁寧に1つ1つ暗記していくことで、近畿大学で出題されている英語の長文問題にも食らいついていくことができ、英単語の語彙力が増えるにつれてどんどん英語が理解できるようになった手応えがありました。
これから受験する人は、とにかく英語の試験対策を始める際はターゲット1900を購入してまずは語彙力を高めることがおすすめです。
また、近畿大学では、面接の際に必ず志望理由や高校生活で取り組んだことについては聞かれますので、何かアピールできることや大学生活でも活かして継続して取り組みたいことなどに結びつけて話すようにすると印象が良くなります。
面接中は緊張しているので多少噛んでしまっても気にせずに、自分の思っていることや考えを相手に伝えることに集中しておくと良いでしょう。
7. 後輩へのアドバイスは?
結果として、私は公募制推薦に不合格ということになりましたがもともと自分の実力よりも偏差値が高い大学でしたが、当初は公募推薦入試が決まってからは「ほぼ合格間違いなしだろう」と公募制推薦を甘く見ていたところがありました。
そのため、勉強しても集中力が切れやすくなってしまうこともありました。
合格するまでは決してどんな人でも気を抜いてはいけないですし、試験当日まで周りの受験生は必死にスコアをあげようと暗記をしたり、問題を解いているので自分も負けずにしっかりと試験が終わるまでは勉強に励むようにしましょう。
決して甘く見ることがないように気持ちを引き締めることが大事です。