公募推薦で落ちた方にインタビューをしました。
今回は、京都府立大学 公共政策学部に落ちた方にお話を伺っています。
先輩の失敗から学べることはたくさんあるはずなので、ぜひ参考にしてください。
1. 推薦入試の形式は何?
公募推薦
2. 不合格になった大学と学部はどこ?
京都府立大学 公共政策学部
3. 出身高校の種類と偏差値はどれくらい?
偏差値70の私立高校
4. 学校の評点平均は何点だった?
4.2
5. 受験科目はなんだった?
書類選考、小論文
6. 不合格体験談
私が京都府立大学の公共政策学部の公募推薦を受験することになったきっかけは、私のクラスの大半はそこそこ勉強もできるため一般受験が当たり前だったのですが、親しい友人にどこかの推薦入試受けてみないかと誘われたことです。
初めは全く推薦入試について考えたことがなかったので何をしていいかわからず、とりあえず評定をきちんととろう。
と思ってもすでに3年の2学期でした。
急いで担任に話をして受験することが決まりました。
私が受けた学部の定員は京都府外でたった2人です。
私は京都府外であったため本当に狭き2人の枠を勝ち取る必要がありました。
それを知った時は自信をなくし、諦めの気持ちしかありませんでした。
しかし受けるとなったからには残りの2ヶ月間、小論文に力を入れて特訓を重ねました。
私の受けた学部は珍しいことに面接がなく、書類選考と小論文でした。
なので小論文に集中することができました。
しかし、京都府立大学の小論文は時間が150分ととてつもなく長く、途中休憩もありません。
書く文字数も多いですが、正直時間は余裕を持てます。
しかし、設問について指定されてる字数で述べるには本文以上に話を膨らませなければなりません。
本文に書かれてあることを前提にそこから自分はどのように思ったのか、や、自分がそのように思ったからその次はどうなる、といった展開が小論文で成功するカギとなります。
大問はすべてで3つ、字数はおおよそ均等に3つに分かれます。
私は150分をきっちりタイマーで測って京都府立大学の小論文の過去問をやり続けました。
高校に小論文について教えてくれる講座があったのでそれも急遽通うことにしました。
そこに自分の書いた小論文を放課後持っていって、添削してもらい、そこで自分の文章には何が足りていないのか、設問の趣旨とずれていないか、など話し合いました。
後からどんどん慣れていきましたが、最初は150分あっても2000字以上の小論文を書くことはしんどかったです。
何回も同じことを繰り返し書いているような気がして手が進まなかったり、頭に浮かんではいるけどそれを文章にできなかったり、と。
しかし、それは量をこなすことによって徐々に克服します。
量にびっくりして消極的な気持ちになるのではなく、逆に字数が指定されてあるのならきっちり書き切ってやろう。
そんな強い意志を持って小論文の練習をすると苦が苦じゃなくなります。残念ながら私は合格することができませんでしたが、それはいい経験になりました。
一般入試の国公立の小論文にも使えますし、損はありません。
やはり、私の場合勉強し始めたのもとても遅く、まだまだ時間が足りなかったのだなぁと実感しました。
7. 後輩へのアドバイスは?
やってやろうという強い意志が必要です。
どんどん文章を書く練習をしてください。
とてもいい評価が得られるはずです?