笑えない仕事の失敗談って誰でも一つくらいはあるでしょう。
成長するためには、人間は失敗するものです。
今回は「笑えない仕事の失敗談を具体的に教えてください。」というアンケートを20名に実施しました。
最近仕事で失敗した方は、他の人の笑えない仕事の失敗談を見て元気をだしてみるといいでしょう。
また、どうやって乗り越えたかも参考になると思います。
笑えない仕事の失敗談①
男性34歳
総合病院の臨床検査室で患者さんから採取した血液の検査をしています。まだ新人だった頃、夜中に救急で運ばれてきた患者さんの血液検査を行いました。
測定した項目は心筋梗塞かどうかがわかる検査だったのですが、測定した結果報告を行う際、数字のケタを一つ間違えて異常に高く報告してしまったのです。
本当は異常値ではなく本来なら帰宅できたその患者さんだったのですが、その検査結果のせいで入院することになってしまいました。
朝、再度検査を行った際正常値に戻っていたことから「これはおかしいぞ」となり結果報告ミスが発覚。
特別処置を行わなかったのでなんとか今は笑い話になっていますが、入院する必要のない患者をキーボード操作一つで集中治療室送りにしたということは今でも伝説になっています。
笑えない仕事の失敗談②
男性47歳
学習塾で保護者会を開催しようとして、その案内をはがきで出しました。裏面に開催日時などを印刷して、内容のチェックをして投函しました。しかし、投函した後に会の日時が間違っていることが、開催の前日に保護者からの問い合わせで発覚しました。はがきを作成したのが私だったので、わきから嫌な汗が出たことを覚えています。慌てて保護者全員にメールを出し、アドレスの登録のない人と出席を申し出た人には、確認の電話がけをスタッフで行いフォローはできましたが、どっと疲労が出たものです。
笑えない仕事の失敗談③
女性30歳
以前、保育関係の仕事をしていた頃の話です。
2歳の子どもAちゃんが「あのね~きのうねんねしてたらね~、パパとママだけあそんでた~」「パパがママのうえにのって~、戦いごっこしてた~!」と話していました。
当時は新人で日々の仕事にいっぱいいっぱいだった私は、深く考えることもなく、保護者の方に「今日Aちゃんがこんな話をしていましたよ~パパとママが仲良しでAちゃんも嬉しいね~」と伝えました。すると保護者の方は苦笑いでそそくさと去っていきました。
不思議に思い同僚たちに相談すると、みんな大笑い。Aちゃんが話していた遊びとは”夜の営み”のことだったのでは…と。
保護者の方にも申し訳ないし、私自身も恥ずかしくてしばらくは保護者の方に顔を向けられませんでした。
笑えない仕事の失敗談④
男性38歳
昔、豆腐屋で働いていた時のことです。豆腐作りの過程ですが、まず大きな箱に豆乳やにがりを入れ、しばらくプレス機にかけ、出来上がった大きな豆腐を包丁で10個ぐらいに手作業で切り分けて出来上がりになります。ある日、豆腐をいちいち手作業で切っていたら時間がかかってしまうということで、自動豆腐切り機なるものを導入することになりました。大きな豆腐をこの機械に入れると、キレイに切り分けられて出てくるというのです。たしか200万円はするとききました。その機械のはじめての稼働時、わくわくして豆腐が出てくるのを待っていると、出てきた豆腐はぐちゃぐちゃです。何度やってもぐちゃぐちゃです。理由は私です。切り分けるカッターの下に、うっかり包丁を入れてしまっていたのです。カッターはグニャグニャに曲がっており、200万円の機械はパーです。そのまま誰にも私のせいとは言わず、今もこの豆腐屋さんで働いています。
笑えない仕事の失敗談⑤
女性28歳
入社初日、婚礼関係の仕事でお客様に飲食のサービスを行いました。前もってサービスの研修を受けており、当日も練習通り仕事を進めていました。緊張の中、受けた注文はグラスワイン3つ。結婚式という大事な場面でそのグラスワインをトレーの上でぱたっと倒し背中に注いでしまったのです。しかも赤ワインでした。結婚式ということでお客様のお召し物もかなり良いもので、ドレスだけでなくヴィトンのストールにまでかかってしまいました。クリーニング、弁償費用はすべて社長が出してくださったのですが、初日に13万ほどの損失を出してしまいました。
笑えない仕事の失敗談⑥
女性27歳
以前勤めていた会社の電話応対でのことです。普通に電話応対をしていたら、電話先の年配の方から部長へ繋ぐようにと言われました。何度かお名前を伺っても名乗られず部長に繋いでくれの一点張りでしたので、部長に「年配の男性の方よりお電話で名乗られませんがお繋ぎしてよいですか?」と確認をするとスッと対応してくださいました。その後親しく話されていたのでお知り合いで良かったとホッとしていたら、電話後に部長が私の所まで来て「年配の男性ではなく母親でした」と言われて職場がシーンとなったことは今でも思い出すとゾッとします。
笑えない仕事の失敗談⑦
女性32歳
幼稚園教諭をしている時に、バス通園の子どもがたくさんいました。バスも4台あり、ルートがたくさんありました。なので、例えば今日は実家ではなく、祖父母の家に帰るという時にはバスがその道を走っていれば違うバスに乗ることもできます。
その日は保育が忙しくバタバタとしていました。途中、電話がかかってきて、今日は祖父母宅へお願いしたいのでいつものバスではなく、違うバスでと電話があったのですが、すっかりと忘れてしまっていて、いつものバスに乗せてしまい、そのまま幼稚園へ戻ってきた時には真っ青になりました。
笑えない仕事の失敗談⑧
女性24歳
入社一年目の頃、入社前から何回も行ってる本社で新人研修がありました。研修の途中でお昼休憩があったのですが、まだ同期と仲良くなれてなかったので一人で適当に本社の近くでお店を探してランチしました。しかし、食べ終わって本社へ戻る際、道に迷ってしまいました。その結果、休憩時間が終わるまでに戻って来れず、更にこんな恥ずかしいこと言えないと思い、戻ってきた時はとっさに「戻る途中で体調が悪くなってトイレに行ってた」と嘘をついてしまいました。その時は最悪だと思ったけど、誰も遅刻を責めずにいてくれたので何とか心が救われました。
笑えない仕事の失敗談⑨
女性34歳
社用で、いくつか回らなければいけない場所がありました。会社の上司に、その場所を尋ねると手描きの地図で指示されました。少し分かりにくかったのですが、何とか行けると思って、社用車で出掛けました。けれど、自分が考えていた以上に目的地の目印が分からずに道に迷った挙げ句、行くことができませんでした。目的地で誰かが待っていた訳ではなかったので、あまり問題にはなりませんでしたが、正直笑えませんでした。
笑えない仕事の失敗談⑩
男性66歳
今は退職してしまっていますが現役しかも40代のバリバリの頃の事ですが、お客様から注文を受けてそれを手配して入荷してから届けるという仕事をしていましたが、あるお客様の社長夫人からの受注でそれを手配先のこれまた女性に発注しました。それで受注品の内容が更に必要になり社長夫人へ再度電話をくれるようにお客様の会社の別の人にお願いしておきました。そこで私の思い違いが発生していて女性からの電話を社の他の人がとりその話を聞いている内にその受注した商品の事と思い、その電話を取り上げ相手をまだ手配していないのかと叱責してしまいました。そうです私はすでに発注先に詳しい内容を連絡したものと思い違いしてしまっていたのです。その電話は受注品の内容を知らせてくれるべく社長夫人がよこした電話だったのです。それが分かった瞬間平身低頭ひたすらお詫びを申し上げもう顔から火が出るくらい恥ずかしかった事がいまだに思い出されます。
笑えない仕事の失敗談⑪
女性 53才
以前私は床屋さんに勤務してました。当時で免許を取って10年は立ってましたから職人として、仕事を任せられてました。
常連のお客様は、ほぼ髪型が決まってますので問題がないのです。シェービング(髭剃り)の時も、常連客の肌とか行動(寝てる人もいるし、目を開けてる人もいる)も把握してました?
でも、新規のお客様はなにもかもわかりません。一番怖いのは髭剃りです。
普通は髭剃りは、だいたいのお客様は目をつぶってますが、たまに寝てしまい、微妙に動いて危ないお客様がいるのです。
そういう方は常連にもいましたが、新規のお客様は、特に気を付けてました。寝てて急に動くと危ないので、構えながらシェービングをしてましたが、ある日の新規のお客様がシェービングで寝てしまったのです。
私は気を付けてシェービングしてましたが、その客は動くどころか、急にカバッと、起き上がりました。後に伺うと、寝ぼけたそうですが、起き上がった勢いでアゴを1センチほど切ってしまいました。起こられましたが今では教訓となっています。
笑えない仕事の失敗談⑫
女性40歳
取引先の女性の方の苗字が変わったと聞いたので結婚だと思い、
ご結婚ですか?おめでとうございます!と元気よく言った所、離婚での苗字変更でした。
うまくフォローもできず、なんとも言えない空気になってしまいました。
もし結婚だった場合、何のお祝いの言葉も無いのも不自然ですし、
今だにどういう対応が正解だったのかわかりません…。
この件があってから、向こうから言い出さない限り苗字変更については何も聞かない事にしています。
笑えない仕事の失敗談⑬
男性39歳
私が居酒屋でバイトしてた時の話です。居酒屋のバイトには網を使うのですが、閉店後その網を洗う仕事がありました。網を洗う前に網の汚れを燃やしきるのですが、網を何枚も重ね燃やし時間を待つのですが、だいたい15分から20分待つというのが、その店のルールでした。しかし当時の私は店内の閉店作業を一人でしていたのです。普段は二人体制で店長がいるのですが、その店長が早く帰ったため私ひとりでしていました。網を燃やしていたことを忘れ延焼し、店がボヤ騒ぎなり、消防車が発動するおおごとになりました。
笑えない仕事の失敗談⑭
44歳 女性
あれは私が20代の時でした。
私は入社して初めて、大きな会議の準備を任されていたので、緊張が続いたままの日々を送っていたのです。
会議の準備の中には、お弁当の準備もあり、自分ではバッチリ30人分の松花堂弁当を注文していたつもりでしたが、
前日にお弁当屋さんに確認したところ、「注文は受けてないですよ」と言われてしまったのです。
会社でもよく利用していたお弁当屋さんだっただけに、先方が間違えるはずもありません。
すると自分のミスだと分かったのは、注文リストが書いてあるメモが、デスクの下に落ちていて、
注文していないことに気が付かされました。
そのあとは、他の方にも手伝ってもらい、なんとか別の宅配業者でお弁当を作ってもらえることとなりましたが、
いま思い出しただけでも。恐ろしく笑えない出来事です。
笑えない仕事の失敗談⑮
女性49歳
私が20代の頃、仕事で失敗した笑えない体験談を紹介します。
私は、進学相談会を運営する広告代理店に勤めていました。
年間1000回近くの進学相談会を開催しています。
進学相談会とは、進学希望の高校生が大学・短大の進学情報を入手するためのイベント。
私の会社は、大学・短大から相談会の参加料を頂くことで、収益を上げていました。
尚、高校生は無料参加。
進学相談会の成功のため、高校生の集客は必須条件です。
私は、ある進学相談会の担当として集客活動をしていました。
目標数は200名。売上見込は約300万円。
結果は、集客たったの8名。売上金額は10万円。
経費を考えれば大赤字。
クライアントの大学短大からは大クレームとなりました。
社外・社内とお詫びに駆けずり回り、伝説になったのです。
8年後、進学相談会の売上担当の責任者になりました。
そして、総売り上げの半分以上を達成できたのです。
我慢の日々でしたが、別の仕事で挽回できました。
笑えない仕事の失敗談⑯
女性46歳
建築業界で住宅を販売している会社に勤めていました。そこで営業事務として働いていたのですが、事務的な仕事で不動産売買契約書と重要事項説明書を製作するのですが自分のミスで消費税分を記載し忘れ、契約が行われてしまった事です。不動産売買での消費税といえば100万円を超えるもので責任をとって辞職しなくてはならないと思いました。が、上司とお客様のところへ出向き謝罪の日々。後に交渉の結果半額だけ支払ってもらう事になりました。上司には感謝ですし、その後暫くは精神的も参ってしまいました。
笑えない仕事の失敗談⑰
女性28歳
初めての正社員での事務職を試用期間で勤務していた時のことです。
電話対応では、お相手の声を聞き取ることができずに何度も聞き返してしまったり、
得意先の社名を言い間違えてしまったりしていました。
初めてお茶出しを頼まれたときも、正しいお茶出しを知らないまま行ってしまい、上座・下座も関係なくめちゃくちゃに行ってしまいました。
幸い職場の上司の方たちは、みんな親切な方ばかりでしたので、あとから怒られながらもお茶出しのマニュアルを下さり、その後さまざまなことを勉強させて頂きました。
笑えない仕事の失敗談⑱
35歳 女性
会社の事務所の鍵をなくしてしまったことです。社員1人一つずつ鍵を渡されるのですが、大切なものなので扱いには厳しく、退社するときは鍵付きのロッカー保管を義務付けられていました。ですが、その日はとても急いでいて、ロッカーに保管するのを忘れて帰ってしまい、次の日会社に来てからない事に気付きました。前日着ていた服のポケットにも、バッグにもなく、そのまま家に帰って探し回ったが見つからず、上司に報告したら大激怒。事務所の鍵を全部交換する事になってしまい、大変迷惑をかけてしまいました。