指定校推薦で合格した方にインタビューをしました。
今回は、立正大学社会福祉学部に合格した方にお話を伺っています。
先輩の体験談から学べるところはたくさんあると思います。
ぜひ参考にしてください。
1. 推薦入試の形式は何?
指定校推薦
2. 合格した大学と学部はどこ?
立正大学社会福祉学部
3. 出身高校の種類と偏差値はどれくらい?
偏差値45の公立高校
4. 学校の評点平均は何点だった?
4.7
5. 受験科目はなんだった?
書類選考、面接
6. 合格体験談
高校に入学するときに、大学は推薦入試で入ろうと決めていたので、とにかく評定をあげることを目標にして、高校生活を送ってきました。
大学受験に推薦で合格できれば、悪いことはないです。
だからこそ、高校の早いうちからの努力が必要になってきます。
評定がよくないと、校内選考でも落ちてしまいます。
大学受験は高校に入学したときからはじまっていると言っても過言ではありません。
高校で推薦入試を受ける人には、ひとりひとり面接担当、小論文担当などの担任がついていました。
自分で担任の先生のところにいって、先生の空いている時間に面接練習や小論文の添削を行ってもらいました。
私は面接だけだったので、面接練習を行いました。
しかし、その先生だけでなく、他の先生とも面接練習を行い、先生に言われたことをしっかりメモして、次の練習の時には改善できるように心がけました。
先生と面接する時には、必ず練習中に思ったことを先生にメモしてもらいました。
一連の流れを練習し終わった後に、この質問はこの方がいい、など、大人からの目線でアドバイスを貰いました。
また、先生だけでなく、空いた時間には友人と面接練習もしました。
友人相手だと落ち着いて、思ったことをすらすらいえます。
本番は大人相手ですから、これはためにならないと思っている人もいるかもしれませんが、自分の思っていることをあまり考えずにすらすら言えるようになることは、相手が誰だろうとためになります。
実際に大学入試を受けると、突然集団面接なことを知り、少し焦りました。
こういったように、これまでのような面接でないこともありますから、心の準備をしておくといいでしょう。
集団面接だと、他の人の受け答えを聞くことができます。
そこで思ったのは、暗記した受け答えは誰にでも分かる、ということです。
暗記したものを言うと、一度でも間違えれば、その文脈がごちゃごちゃになってしまいます。
また、暗記したものを言っているだけだと、話し方が一本調子で、気持ちが感じられません。
そのため、文章をまるごと暗記することはしてはいけません。
大切なキーワードだけを暗記しておいて、そのほかは臨機応変に肉付けできるような力が必要です。
そのためには、自分の考えが常にまとまっていること、伝えたいことをはっきりさせておくことが大切です。
話す内容だけでなく、目線や表情、時には身振り手振りなど、言語以外の部分も、自分の気持ちを伝える手段になります。
指定校推薦なので、ほぼ合格、といっても過言ではありませんが、だからといって手を抜いてはいけません。
筆記とは違い、自分の話す能力が重視される受験です。
大学入試で面接を行うことは、今後の就職活動や普段の生活でもとても役に立つものです。
この機会に、人と話す力を身に着けておきましょう。
だからこそ、高校生活が重要なものになりますよ。
7. 後輩へのアドバイスは?
自分の気持ちを知らない人に話すことは緊張すると思います。
だからこそ、大学入試を行うまでの高校生活が大切になってきます。
友人や先生とのコミュニケーションを大切にして、自分の気持ちをすらすらと伝えられるように、がんばってください。