公募推薦で落ちた方にインタビューをしました。
今回は、下関市立大学 経済学部 公共マネジメント学科に落ちた方にお話を伺っています。
先輩の失敗から学べることはたくさんあるはずなので、ぜひ参考にしてください。
1. 推薦入試の形式は何?
公募推薦
2. 不合格になった大学と学部はどこ?
下関市立大学 経済学部 公共マネジメント学科
3. 出身高校の種類と偏差値はどれくらい?
偏差値55の公立高校
4. 学校の評点平均は何点だった?
3.7
5. 受験科目はなんだった?
小論文のみ
6. 不合格体験談
2014年に推薦入試を受験して不合格になった者です。
全国推薦で受験してその年の倍率はちょうど2倍です。
試験の内容としては小論文のみです。
詳細としては、大きく分けて大門が2つ出題されています。
まず、大門1の小門1では地域の自治についての文章を読み、それについて150字から200字程度で要約をしろという問題があります。
小門2では先程の地域の自治についての文章について自分の意見を論じろという問題が出題されています。
そして、大門2では世界のある地域の鉱石についての表と経済成長についてのグラフを見て共通点見つけて自分の意見を800字から1000字で論じろという問題が出題されています。
傾向として、大門1では要約問題か文章を読んで賛成か反対の立場から自分の意見を論じろという問題が出ます。
大門2では、グラフや表を見てそれについて論じろという問題が出題されます。
これらについて、僕が取った対策はまずは下関市立大学の過去問を可能な限り集めて解いてみる事です。
そして、書き上げたら現代文と公民の教員に添削をしてもらい表現や知識の面で問題がないのか勉強しています。
そして、こうして、書き直しも含めると200字詰めの原稿用紙で60枚ほど書いています。
その後、下関市立大学の過去問を解きつくしたら、今度は全国の大学で同じように推薦入試で受験科目が小論文のみの大学を探して同じような出題傾向にある大学を探して解いていきました。
これらが下関市立大学の推薦入試の詳細と僕がやってきた対策です。
では、なぜ推薦入試に失敗したのか振り返ってみると、ずばり下準備不足だったと思います。
僕は、当日福岡から下関にバスで試験会場に向かうつもりでした。
しかし、下関駅で乗り換えの際に本当は快速バスに乗らないとダメなのに普通バスに乗ってしまいました。
そのため、会場についたのは試験の始まる3分前になってしまいました。
何とか、試験は受験できたものの会場まで走ってきたので息も上がったままの状態でした。
それに加えて緊張等もあり問題を読んでも考えが全くまとまらずに最終的には自分でも何を書いているのかよくわからないような回答をしてしまいました。
これが、僕が推薦入試で失敗した一番の要因だと考えています。
なので、これから受験する皆さんには、小論文対策に全力で臨んで欲しいですがそれに加えて、試験会場への行き方やそのための交通手段の選定などもしっかりとやっておいて欲しいです。以上が僕の失敗談でした。
7. 後輩へのアドバイスは?
小論文は他の科目と違いはっきりとした答えはないので、自分の考えを簡潔に述べる事が出来るように訓練しよう