公募推薦と自己推薦の違いは?
もっとも大きな違いは、高等学校長の推薦状がいるかどうかです。
他にも公募推薦と自己推薦の違いをテーマにお話をさせていただきます。
公募推薦と自己推薦の違いは?
公募推薦と自己推薦の違いは、校長先生の推薦の有無です。
公募推薦に出願するには、校長先生の推薦が必要で、学校が絡んできます。
先生たちが臨時推薦会議を開いて、推薦をするかどうかが話し合われるのです。
そのため、普段の授業態度や行事や部活などでの素行が悪ければ、推薦してもらうことができません。
例えば、欠席日数が10日程度あり、授業中居眠りしていたような方は公募推薦に出願するのは難しいでしょう。
校長が推薦するということは、学校としてその生徒が優秀であることを確約することになるので、不真面目な生徒を推薦してしまうと、高校と大学の信頼関係が損なわれてしまうのです。
だから、校内での遅刻、欠席日数や成績などの推薦基準がある高校もあります。
一方、自己推薦は、校長先生の推薦は必要ありません。
そのため、誰でも出願が可能です。
公募推薦と自己推薦の違いは他にはある?
校長先生の推薦の有無以外は、公募推薦と自己推薦で違いはありません。
どちらも自己推薦書や志望理由書、調査書、小論文、面接などによって評価されます。
合格率も特にどちらが高いということもありません。
推薦入試を受けようと思う人は、たいていある程度成績や評点平均が良い人ばかりです。
なので、公募推薦と自己推薦ではどちらも受験者層に違いはありません。
また、高校としても進学実績を作りたいわけですから、できるだけ推薦をしたいと考えています。
だから、推薦なしで受験できる自己推薦と高校の推薦が必要な公募推薦では、どちらも受験者数にそんなに大きな違いはないのです。
結果として、合格率や倍率はほとんど変わらないということでしょう。