公募推薦で落ちた方にインタビューをしました。
今回は、近畿大学理工学部機械工学科に落ちた方にお話を伺っています。
先輩の失敗から学べることはたくさんあるはずなので、ぜひ参考にしてください。
1. 推薦入試の形式は何?
公募推薦
2. 不合格になった大学、学部、学科は?
近畿大学理工学部機械工学科
3. 出身高校の種類と偏差値はどれくらい?
偏差値40くらいの公立高校
4. 学校の評点平均は何点だった?
2,3
5. 受験科目はなんだった?
数学、英語
6. 不合格体験談
私は普通の公立高校に通っていたものの学校のレベルはそんなに高くはなく、大学進学率が半分あるかないかの自称進学校と世間で呼ばれているような学校の生徒でした(笑)。
なぜ、この学校に通っていたかというと中学生の頃、内申点が学力と比較すると低く、内申点も合否に影響する高校受験でしたので受験する高校のレベルを落として入学していたからです。
その為、当日の大学入試のみ、つまり実力のみで合否が決まる大学受験では「絶対に挽回するぞ!」という強い意気込みで塾にも通いながら入学した高校でしたが気がつくとモチベーションも下がり、高校2年生が終わるまで勉強などろくにせず友達と当時流行っていた携帯ゲームばかり過ごしていました。
その為、学校の成績も下から数えた方が早く、模試でも全ての志望校でE判定という最悪の状態で高校3年生を迎えました。
そんな私の受験勉強を始めるきっかけは3年生のクラス替えで初めて同じクラスになった少しやんちゃそうな男の子がめっちゃくちゃ勉強していて私も慌てて勉強を始めたのがきっかけです。
そこから予備校の先生と私立の理系大学に志望校を絞って勉強をただがむしゃらにスタートさせました。
得意だった数学・物理で他の受験生をリードしつつ、苦手な英語はそこそこでといった試験の戦法を決め、受験勉強をしていました。
秋になり、ある程度偏差値が上がった(30→50くらいに)ところで指定校推薦・公募推薦の時期になりました。
合格を1つ決めて一般入試しかない第1志望校に集中したかった私は学校の評定平均(内申点)が一切いらないタイプの受験で校内選考などもないいわゆる「普通の一般入試」と同じタイプの受験方式を取っていた大学の公募推薦を受験しました。
ただ、ここで問題が!公募推薦は数学と英語が受験科目となっており、私の得意科目の1つである物理が無かったのです。
得意な科目である数学と苦手な科目である英語。
1:1の割合です。過去問を解いて自己採点をすると合格する可能性は5割くらいでした。
この5割は過去問を何回解いて対策を行っても同じくらいで決して上がることは無かったです。
受験当日ですが私は得意の数学で「計算ミス」をしてしまい結果はなんと不合格…。
この私の失敗談から言える事は2つです。
1つは受験勉強は早めに始めましょう。
私のように勉強が間に合わないなんて人はよくいます。2つ目は得意科目についてです。
数学など理系科目は計算ミスが起きます。
マークシート式の試験もありますので途中式の解き方を見てくれない大学もあります。
なるべく、英語や社会など点数が出来るだけ安定するものを得意科目とすべきです。
7. 落ちた原因は何か?もう一度やり直せるならどのように対策をする?
受験勉強の開始時期の遅さです。早期からスタートさせ、英語を強化します。
8. 後輩へのアドバイスは?
大学受験は当日の試験結果のみつまり実力のみで合否が決まる事が多いです。
この全員が平等に戦えるチャンスは人生でほぼ最後です。
存分に後悔しないように取り組んでくださいね。